基礎知識

ツーバイフォー工法とは?在来工法との違いや欠点はある?

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ツーバイフォー工法とは?

ツーバイフォー工法とは、2×4工法や枠組壁工法とも呼ばれる北米発祥の工法のこと。

主な特徴はその名の通り、2×4インチの断面サイズの角材を使用する点です。

天井や床・壁の面を利用し建物を支える工法で、面を利用するぶん開口部の設計には制限が出ますが、柱が主張するデコボコした空間になるのを防ぐことができます。

北米発祥ということで、欧米風のデザインの建物によく合いますが、和風のデザインにも適用できます。

 

ツーバイフォー工法の歴史ですが、まず1830年代にルーツとなる「バルーンフレーム工法」がシカゴに誕生しました。

そして第二次大戦後の住宅・労働者不足をきっかけに、「プラットフォームフレーミング工法」が生まれ、後に日本でツーバイフォー工法と呼ばれるようになります。

日本でこの工法が認可されたのは1970年代のことで、高度成長による住宅不足を解決する工法として一気に普及しました。

 

在来工法やツーバイシックスとの違い

在来工法は日本本来の工法のことで、木造軸組工法、在来軸組工法と呼ばれることもあります。

日本の最初期の工法はたくさんの木を打使って組むものでしたが、やがて木を節約し、壁を土で塗り固める軸組工法(現在でいう在来工法)が主流になりました。

 

在来工法は大きな窓など、開口部設計がしやすい点がツーバイフォー工法と違う点です。

また建物を柱と梁で支える点も違います(ツーバイフォー工法では壁全体が柱、床全体が梁としての機能を果たす)。

日本本来の工法であるぶん、昔から地元で建設業を営んでいる工務店は、ツーバイフォー工法よりも在来工法を得意としていることが多いです。

 

次にツーバイシックス工法との違いですが、その名の通り、2×6インチの断面サイズの角材を使用するのが特徴です。

2×4インチの断面サイズの角材では、壁内の寸法の問題から断熱材を厚く入れることができません。

その点をクリアしたのがツーバイシックス工法で、壁内の寸法がツーバイフォー工法よりも大きくなることで厚い断熱材を入れられるようになっています。

 

ツーバイフォー工法のメリット

ツーバイフォー工法のメリットにはまず耐震性があげられます。

ツーバイフォー工法では、骨組みされた木材に合板を打ち付けて作るパネルを床、壁、天井として使い、六面体の建物に仕上げます。

この構造だと、風や地震などの外部の力がかかっても面で受け止められるため、頑丈で安定感があります。

 

それから耐火性もメリットの1つです。

火災の際、火は建物の床や壁を通っていきますが、ツーバイフォー工法では枠組材などが空気を遮断するため、燃え広がりにくくなります。

同様に空気を遮断する構造により、高気密高断熱のメリットも生まれます。

性能面以外では工期が短いというメリットもありますよ。

使用部材などがマニュアル化されているため、どのようなハウスメーカーや職人でも安定した仕上がりになる点も魅力的ですね。

 

ツーバイフォー工法のデメリット欠点

ツーバイフォー工法のデメリットにはまず間取りの設計に制限があること、また間取りの変更が難しいことがあげられます。

なぜそうなるかというと、壁自体が建物を支えている構造上、壁をリフォームで抜くということができないからです。

そのため、将来的に間取り変更も視野に入れておきたい場合はこの欠点を考慮しておく必要があります。

 

それから開口部を大きく設けられない点もデメリットの1つです。

開口部を大きくすると当然ながら壁の部分は狭くなります。

そうなると、壁自体が建物を支えているツーバイフォー工法では、建物の安定性が低下してしまうので、なるべく開口部は小さくするしかないわけです。

 

ツーバイフォー工法を採用している主なハウスメーカー

出典:三井ホーム「プレミアム・モノコック構法」

ツーバイフォー工法を採用している主なハウスメーカーには、たとえば三井ホームがあります。

三井ホームでは、木の優しさだけでなく、「強さ」、「再生可能な資源」という点にも着目した木の家をツーバイフォー工法で造っています。

ツーバイフォー工法のリーディングカンパニーとしての経験を活かし、日本の気候・風土に合わせた「プレミアム・モノコック構法」という独自技術も開発しています。

 

 

それから住友林業もツーバイフォー工法を採用しています。

三井ホームと同様、北米で生まれたツーバイフォー工法を高温多湿な日本の環境に合わせて最適化を行っています。

 

 

出典:三菱地所ホーム「ツーバイネクスト構法」

三菱地所ホームもツーバイフォー工法を採用している主なハウスメーカーの1つです。

ツーバイフォー工法の高い耐久性、耐震性、省エネルギー性に加え、空間設計自由度を進化させた「ツーバイネクスト構法」という独自技術を開発しています。

 

このように、ツーバイフォー工法を採用している主要ハウスメーカーの多くは、従来のツーバイフォー工法に独自のアレンジを加えている特徴があります。

そのため、ツーバイフォー工法での建築をハウスメーカーに頼む時はその点に注目してみると、注文先を選びやすいですよ。

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